塾のバイトにあった謎の無給ミーティングを僕が潰した話

塾のバイトにあった謎の無給ミーティングを僕が潰した話

僕は個別塾で講師のアルバイトをしているのですが、授業後に無給で情報伝達のミーティングをさせられていました。しかし、僕がその謎の無給労働という社畜文化を潰したので、今回はその話をまとめます。

塾講師のバイトをする前によく言われる、サービス残業で実際時給が悪くなるという問題の解決策でもあるので、今塾講師のアルバイトをしている、もしくはこれからするつもりだという人は絶対に読んでください。

社員が変わってからミーティングが始まった

僕は某大手学習塾でアルバイトをしています。夏休みまでには何も問題なく働いていました。大手の塾のバイトには珍しく、残業もないし、授業後にすぐ帰られるという最高の環境でした。

そんな最高の労働環境だったんですが、夏休みに社員が変わったんですよね。で、その社員が突然、「夏休み明けた9月から9:30の全授業終了後からミーティングを開始する」とか言い出したんですよ。お腹空いているから早く帰って夜ご飯食べたいし、1分でも早く帰って信長の野望をしなくてはいけない僕は泣きそうになりました。こっちは早く帰って今川家を倒さなくちゃいけないんですよ。

でもまあ、揉めるのもめんどくさいんで多分1ヶ月間くらいはミーティングに参加していました。定期テスト範囲の報告とかの情報共有だけだったんで5分で終わってたんで、信長の野望をしたい欲求も我慢できていました。この頃は特に文句もなかったけれど…。

段々増えるミーティングの時間

僕が早く帰って信長の野望をするのを我慢して1ヶ月経った10月頃から、ミーティングがなんかおかしなことになってきたんですよね。というのも、当初は5分で終わっていたミーティングが、なんか30分近くするようになったんですよ。

で、ミーティングを最低30分する宣言をされた時の会話はこんな感じでした。

社員
 では、社員からの報告は以上です。それでは講師の皆さんでこれから20分間(つまり10:00まで)話し合いをしてください。 

 え?さらに20分も話し合いするんですか?帰っちゃダメなんですか? 

講師たち
(いや、そんなことよく訊けるな) 

社員
 講師の皆さんの意見で生徒の合格に繋がる自校舎の改善点を見つけたいので10時までお願いします。 

 えっと、30分ぶんの給料出ますっけ? 

社員
 いや、これは業務ではないので出せません。 

 あ、では質問を変えます。今日は10時まで残って話し合いますが、明日以降のミーティングは強制参加ですか?業務ではないので、自主参加になりますよね? 

社員
 はい、自由参加です。しかし、社員としては生徒のために参加してほしいと思います。 

講師たち
 (あ、『自由参加』という名前の『強制参加』ですね。) 

なんか凄まじい理屈をこねて無給ミーティングの負荷を上げてきました。しかも一応任意という形をとっていますが、実質は強制されたミーティングを更に長い時間することになっただけなんですよね。

しかも、長くなったミーティングの内容は、誰一人講師の望んでいない、講師達だけでの校舎の改善点の話し合いという。しかも出てきた意見全部社員から無理とか言われるし。無駄な時間を増加させてるだけですわ。

僕はミーティング帰った

次のシフトの日から僕はミーティング帰りました。自由参加と一応言われたんで空気読まずに帰りました。10月頭から10月半ばまで4回くらいシフト入っていましたが、帰りました。
ただ、事件が起こりました。

『自由参加』なのに『強制参加』に切り替わった

10月の中ばか終わり頃のある日、いつも通り授業も終わったんでミーティング無視して帰宅しようとしたんですよ。でも、その日は社員に食い止められて、参加させられました。確か受験生用の入試対策講座の中身の説明ということで引き止められました。
僕もその日は講座の内容説明だけなら仕方ないか、と残りました。

でも、講座の説明の後、社員から講師たちに、生徒のためにも講師全員ミーティングの参加をしてほしいという懇願をされました。たしか、「大人になるということは、仕事に責任を持つことだ」とか言ってました。ちょっと何言ってるかわかりませんでした。
あれ?自由参加じゃなかったけ?

本格的に社員と喧嘩してみた

『任意参加』から『強制参加』になった翌日に、社員に対して、「生徒のためという素晴らしい建前を持ったタダのサビ残社畜文化だと思うので、僕のブログに校舎名と本社の名前を公開して書かせてください。」と伝えてみました。ええ、クビになる覚悟で喧嘩売りました。

社員からは月に何人見ているブログか?と訊かれて、このブログのGoogle AnalyticsのPV数とアクセス解析を見せてあげました。社員の顔が青くなりました。

ミーティングが廃止された

社員と喧嘩した翌日からミーティングがなくなりました。あっけなさすぎて笑ってしまいました。

企業は個人を弱い者達と定義しているから、無茶苦茶な論理で労働者にとって不利な労働をさせるんですよ。でも、個人が力を持てる現代社会で資本論的な階級闘争なんて成立しないよねでも書いたように、個人が力を持ったら、企業は個人に舐めた態度できなくなるんですよね。

ミーティングはあってもいいと思う

ここまで僕はミーティングを潰すための行動をしていたことを書きました。しかし、僕は矛盾していることを言いますが、ミーティングはあるべきだと考えています。
何言っているんだ?って感じですよね。詳しく書きます。

無給で責任が生まれることはありえない

金が間に入って初めて労働って成立するという当たり前の事実を再確認していくでも書いたように、仕事というのは金が間に入って初めて生まれ、成立します。

生徒のために、生徒の成績向上のためにミーティングをするためには、そのミーティングの時間分は金が必要です。生徒のためのミーティングをするその時間も業務として講師一人一人が意見や案を出すには、そこに金が必要です。

さっきの金が間に入って初めて労働って成立するという当たり前の事実を再確認していくの中で書いていますが、僕は金にならなければサイトなんて作りませんし、金のためにならないサイトこそ、読んでいる人のためにならないと思っています。

本当に生徒のために必要なミーティングならその時間分企業が金出してでも頼むはずなんですよね。でも無給ミーティングという形を取るということは、そこまでの需要のない業務でしかないということです。

最後に:ブラックな労働環境にしているのは働いている一人一人の責任

ここまで僕が塾バイトのミーティングを潰した話をしましたが、これはバイトの話以外でも、正社員でも通用するでしょう。社会のルールを守ることもできない会社にはしっかり争えばいいんです。

「みんなが残業してるから、みんながミーティングしてるから、みんなが、みんなが、」って言ってみんなに合わせて何になるんでしょうか?
そのみんなの本心としては、残業したくない、残業するならばその分給料が欲しいなんですよ。なのに、みんなの行動が矛盾している。そんな時におかしいと声をあげられる。それが本当の大人なんじゃないでしょうか?

これから塾講師のアルバイトをしようとしている人なんかは、無給ミーティングのことを聞いたことがあるかもしれません。それが気兼ねで塾講師のバイトを始められない人もいるかもしれません。
でも、自分がミーティングを出たくないなら、そして周りのみんなも出たくないなら、出なければいいんです。争っていいんです。

僕は職場の居心地悪くてもあんまり気にしてないタイプですが、居心地の悪さが嫌ならば、バイトたちの総意を集めて、それで無給ミーティングしたくない講師たちを集めて争えば居心地もそんなに悪くなりませんよ。どうせみんな企業のためのボランティアとかしたくないから。

無給ミーティング出なければ最高に時給めちゃくちゃ良いバイトなんで塾講師バイトオススメっすよ。

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